【MTG】青単LOを調整しよう
2017年8月28日 MTG眠れないので戯れ言など。
モダンのLOを青単にする計画。
破滅の刻で《イプヌの細流》と《正気減らし》が出たのがきっかけ。
青黒LOは色要求が厳しく、色事故や土地から受けるダメージが痛いと感じていた。
黒を入れる一番の理由が《不可思の一瞥》の存在であり、青単にすることで色事故のケアが出来るようになるのではないかと考えた。
では、なぜ破滅の刻から調整し始めたのかというと、まず注目したのが《正気減らし》。
これを使うにあたって、
を満たすものはないか。
(《面晶体のカニ》は当然入るので、それ以外で)
そこで見つけたのが《叫び角笛》だった。
(1):1マナのため、1~2ターン目に置ける
(2)と(3):起動にマナを使用しないため、3ターン目の《正気減らし》から起動までできる
ドレッジにも採用された実績があるように、1マナで6枚削れるのは破格である。
では、なぜ今までLOで使われてこなかったか。
それは、
・1枚で削る枚数の少なさ
・削るまでの遅さ
にあると考える。
特に1枚で削る枚数の少なさは致命的で、1マナ辺りの効率が良くても、手札から唱えられる枚数には限りがあるためデッキ全体で削れる枚数は多い方が良い。
(ナヒリシュートなど何周もするようなデッキ相手では特に)
その欠点を補える可能性があるのが《正気減らし》だ。
例えばカウンターが残り1個で《正気減らし》を出したとする。
すると、2枚×2回起動+(2枚×1回起動+2枚誘発)で8枚削ったことになる。
これは《強行》と同じ枚数であり、しかもマナが減って色の要求がない。
さらに他にも《叫び角笛》の副次的な効果がある。
それは《催眠の宝珠》を経由した《躁の書記官》の昂揚達成率の上昇である。
1ターン目《叫び角笛》or《思考掃き》
2ターン目《催眠の宝珠》
3ターン目《躁の書記官》
とプレイした際に、フェッチを切っていれば昂揚を達成している可能性があるのだ。
以前から可能性としてはあったが、1ターン目のパターンが多くなったのは喜ぶべきことである。
また《催眠の宝珠》は前述の条件に当てはまり《正気減らし》との相性が良い。
1~2ターン目に先置きは出来ないものの、デッキにアーティファクトやエンチャントが入るようになったため昂揚が達成しやすくなると考えれば、《躁の書記官》も《正気減らし》と相性が良いと言えるだろう。
さて、ここまでは《正気減らし》と《叫び角笛》を中心に語ってきた。
ここからは、破滅の刻で注目したもうひとつのカード《イプヌの細流》について書きたいと思う。
前述した通り、従来の青黒LOでは色拘束が厳しい。
2ターン目には青黒が欲しいため、必然的に青黒の特殊地形が多くなり、青単色(しかもライフが減る)の《イプヌの細流》に出番はないだろう。
しかし、不特定マナが肯定できるのであれば、《イプヌの細流》の価値は上がるのである。
つまり、単色化および不特定マナ呪文(《正気減らし》《叫び角笛》《催眠の宝珠》《躁の書記官》)の採用である。
そこまでして《殻船着の島》を上回るメリットがあるのかという質問が飛んできそうであるが、私は充分にメリットがあると考えている。
《殻船着の島》と《イプヌの細流》で異なる点は主に3つ。
(1)タップインについては、《イプヌの細流》に軍配が上がるだろう。
特に《叫び角笛》や《面晶体のカニ》を出したい1ターン目、最速《正気減らし》の3ターン目にタップインをしなくて良いのは、非常に大きいメリットである。
逆に(2)色マナの捻出については明らかなデメリットだ。
不特定マナが増えたとはいえ、青マナが欲しいタイミングは多い。
難しいのは(3)削る枚数で、《殻船着の島》は必ずしも削らないというのが悩ましい。
個人的には、条件付きかつ枚数不明の《殻船着の島》より安定して4枚削れる《イプヌの細流》の方が、《彼方の映像》を使用する上で強いと思う。
こうして比べると小さい差のように感じるが、《イプヌの細流》の方がメリットがあるように思う。
さて、話が少し変わるが、不特定マナが肯定できるのであればという書き方をした。
不特定マナを出すLOに縁のある土地といえば、《海の中心、御心》ともうひとつ。
《幽霊街》だ。
相手の土地を対象に能力を起動し、相手が探したときは、リアクションを隠すのが必死である。
もし《幽霊街》を4枚使えたら…なんて考えたこともあった。
それが青単で不特定マナ呪文が多いなら、出来る。
《面晶体のカニ》で一度に大量に削るのも夢ではない。
(実際《正気減らし》とあわせて1ターンで36枚くらい削った)
ぜひ試してみて欲しい。
さて、ここまで書いてリストを載せないのは野暮というものだろう。
私の調整しているリストはコレだ。
(アプリから抜いたので英語なのはご容赦いただきたい)
細かいカードの採用理由や調整中の雑感などは希望があれば書きたいと思う。
それでは、よいライブラリーアウトライフを。
モダンのLOを青単にする計画。
破滅の刻で《イプヌの細流》と《正気減らし》が出たのがきっかけ。
青黒LOは色要求が厳しく、色事故や土地から受けるダメージが痛いと感じていた。
黒を入れる一番の理由が《不可思の一瞥》の存在であり、青単にすることで色事故のケアが出来るようになるのではないかと考えた。
では、なぜ破滅の刻から調整し始めたのかというと、まず注目したのが《正気減らし》。
これを使うにあたって、
(1)1~2ターン目に先置きできる
(2)3ターン目に《正気減らし》を阻害しない
(3)3ターン目の《正気減らし》で削れる
を満たすものはないか。
(《面晶体のカニ》は当然入るので、それ以外で)
そこで見つけたのが《叫び角笛》だった。
(1):1マナのため、1~2ターン目に置ける
(2)と(3):起動にマナを使用しないため、3ターン目の《正気減らし》から起動までできる
ドレッジにも採用された実績があるように、1マナで6枚削れるのは破格である。
では、なぜ今までLOで使われてこなかったか。
それは、
・1枚で削る枚数の少なさ
・削るまでの遅さ
にあると考える。
特に1枚で削る枚数の少なさは致命的で、1マナ辺りの効率が良くても、手札から唱えられる枚数には限りがあるためデッキ全体で削れる枚数は多い方が良い。
(ナヒリシュートなど何周もするようなデッキ相手では特に)
その欠点を補える可能性があるのが《正気減らし》だ。
例えばカウンターが残り1個で《正気減らし》を出したとする。
すると、2枚×2回起動+(2枚×1回起動+2枚誘発)で8枚削ったことになる。
これは《強行》と同じ枚数であり、しかもマナが減って色の要求がない。
さらに他にも《叫び角笛》の副次的な効果がある。
それは《催眠の宝珠》を経由した《躁の書記官》の昂揚達成率の上昇である。
1ターン目《叫び角笛》or《思考掃き》
2ターン目《催眠の宝珠》
3ターン目《躁の書記官》
とプレイした際に、フェッチを切っていれば昂揚を達成している可能性があるのだ。
以前から可能性としてはあったが、1ターン目のパターンが多くなったのは喜ぶべきことである。
また《催眠の宝珠》は前述の条件に当てはまり《正気減らし》との相性が良い。
1~2ターン目に先置きは出来ないものの、デッキにアーティファクトやエンチャントが入るようになったため昂揚が達成しやすくなると考えれば、《躁の書記官》も《正気減らし》と相性が良いと言えるだろう。
さて、ここまでは《正気減らし》と《叫び角笛》を中心に語ってきた。
ここからは、破滅の刻で注目したもうひとつのカード《イプヌの細流》について書きたいと思う。
前述した通り、従来の青黒LOでは色拘束が厳しい。
2ターン目には青黒が欲しいため、必然的に青黒の特殊地形が多くなり、青単色(しかもライフが減る)の《イプヌの細流》に出番はないだろう。
しかし、不特定マナが肯定できるのであれば、《イプヌの細流》の価値は上がるのである。
つまり、単色化および不特定マナ呪文(《正気減らし》《叫び角笛》《催眠の宝珠》《躁の書記官》)の採用である。
そこまでして《殻船着の島》を上回るメリットがあるのかという質問が飛んできそうであるが、私は充分にメリットがあると考えている。
《殻船着の島》と《イプヌの細流》で異なる点は主に3つ。
(1)タップイン
(2)色マナの捻出
(3)削る枚数
(1)タップインについては、《イプヌの細流》に軍配が上がるだろう。
特に《叫び角笛》や《面晶体のカニ》を出したい1ターン目、最速《正気減らし》の3ターン目にタップインをしなくて良いのは、非常に大きいメリットである。
逆に(2)色マナの捻出については明らかなデメリットだ。
不特定マナが増えたとはいえ、青マナが欲しいタイミングは多い。
難しいのは(3)削る枚数で、《殻船着の島》は必ずしも削らないというのが悩ましい。
個人的には、条件付きかつ枚数不明の《殻船着の島》より安定して4枚削れる《イプヌの細流》の方が、《彼方の映像》を使用する上で強いと思う。
こうして比べると小さい差のように感じるが、《イプヌの細流》の方がメリットがあるように思う。
さて、話が少し変わるが、不特定マナが肯定できるのであればという書き方をした。
不特定マナを出すLOに縁のある土地といえば、《海の中心、御心》ともうひとつ。
《幽霊街》だ。
相手の土地を対象に能力を起動し、相手が探したときは、リアクションを隠すのが必死である。
もし《幽霊街》を4枚使えたら…なんて考えたこともあった。
それが青単で不特定マナ呪文が多いなら、出来る。
《面晶体のカニ》で一度に大量に削るのも夢ではない。
(実際《正気減らし》とあわせて1ターンで36枚くらい削った)
ぜひ試してみて欲しい。
さて、ここまで書いてリストを載せないのは野暮というものだろう。
私の調整しているリストはコレだ。
(アプリから抜いたので英語なのはご容赦いただきたい)
// Lands
1 Flooded Strand
4 Ghost Quarter
4 Ipnu Rivulet
6 Island
1 Mikokoro, Center of the Sea
1 Misty Rainforest
1 Oboro, Palace in the Clouds
2 Polluted Delta
1 Scalding Tarn
// Creatures
4 Hedron Crab
4 Manic Scribe
// Spells
2 Dream Twist
3 Spontaneous Mutation
4 Thought Scour
4 Visions of Beyond
4 Shriekhorn
4 Mesmeric Orb
3 Winds of Rebuke
3 Fraying Sanity
4 Archive Trap
// Sideboard
SB: 1 Spontaneous Mutation
SB: 3 Profane Memento
SB: 2 Turn the Tide
SB: 1 Winds of Rebuke
SB: 3 Dictate of Kruphix
SB: 3 Ravenous Trap
SB: 1 Commandeer
細かいカードの採用理由や調整中の雑感などは希望があれば書きたいと思う。
それでは、よいライブラリーアウトライフを。
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